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歯周病だけじゃない!口臭を出す性病ってどんなの?

2020年04月05日

口からの臭いが気になる場合には、原因は色々なものが想定されます。誰もが思い浮かべるのが臭いが口腔内のコンディションに関係があるというもの。成人なら男性女性を問わず、ほとんどの方が罹患している
といわれている歯周病は、口臭の原因の典型的なものと言えます。案外見落とされガチなのは、胃や腸などの消化管の不調が強い口臭の原因になっていることもありえます。消化管に何らかのトラブルを抱えていると、強い口臭などの症状となって現れてくることもあるわけです。ところが意外なことに性病が口臭の原因になっているとしたらどうでしょうか。実は性器とは部位的にまったくことなる口腔内部のトラブルの原因が性病であることは決して珍しいものではないのです。そこで症状に口腔の臭いが強い性病の特徴について検討してまいりましょう。

口臭につながる可能性のある、性病の中でも患者数が多いのは、クラミジアと淋病があります。クラミジアはクラミジア・トラコマティスが原因菌です。淋病は淋菌を原因菌とする細菌感染症。淋病とクラミジアは性質が似ているので、同時に感染していることがよくあります。オーラルセックスを通じて咽頭クラミジアや、淋菌性咽頭塩を発症する事例が増加しています。咽頭クラミジアも淋菌性咽頭塩も喉の痛みなどの自覚症状はほとんどありませんが、口臭が強くなるなどの症状が出現することがあります。

寄生虫が原因となる性病の、トリコモナス症もオーラルセックスを通じて感染する可能性があります。トリコモナス症で自覚症状が出るのは、女性が一一般的、これに対して男性は感染しても自覚症状はほとんどありません。そのため無症候性で感染している男性から、オーラルセックスを通じて、口腔に寄生虫のトリコモナス原虫が移行する可能性が指摘されています。

また免疫力低下で自然に発症することがある、カンジダも患部が主に性器であることから、オーラルセックスを通じて相手方の口腔に原因菌を感染させてしまうことがあるわけです。カンジダが口腔に感染すると、全身コンディションが低下しているときには、口臭だけにとどまらず色々な自覚症状が出現することがあります。口腔カンジダを発症すると、白いコケのような物質が舌や頬の年なくなどに発生します。コケ上の物質は白斑とよばれますが、容易に剥落ししばしば出血します。

このように口臭が気になる病気は歯周病だけでなく、性病の原因菌が関係していることもめずらしくありません。口臭の原因の多くは適切な歯磨き後のフロスの使用や歯石除去など、適切なケアを実践することでかなり改善・防止することができます。しかし日ごろからオーラルケアに取り組んでいるのに口臭が強いなど、原因の不明な事態に遭遇したときには、性病が関与していることも想定するべきです。性病の可能性があるときは、婦人科や泌尿器科などを受診する必要があります。しかし気が向かないときは、民間期間の検査キットなどの使用をオススメします。